こんにちは、ハヤです。
職場にいるあの人をなんとか変えられたらな~
と考えている心優しい方を救うための記事です。
以前、私も派遣バイト先であるメンバーを変えようと動いたのですが、全く変化が起きずさらにモンスター化してしまい、病んだたことがあります。こういったことを繰り返したくないので、実体験ベースで記事にしました。
「人を変えよう」という考えは捨てるべき
まずは「人は変えられる」という考えは捨てましょう。今回のテーマです。
なぜなら「人は簡単に変わることはないから」です。
よくある話、年齢を重ねた方っていい意味でも悪い意味でも変わらないですよね。それと同じで誰かを変えようと思って動いたとしてもその人が「変わる意思がない」限り変わりません。
出来損ないを更生させようとした話
以前、バイト先で新人で20代の方N君(仮名)が入ってきました。初日からとてもかましていたことをよく覚えています。
特徴は、
・仕事できるアピールする
・なぜか上から目線
・受け答えが高圧的で生意気
・勝手に帰る
・仕事が遅い
私は問題児がきて少し経ったら大人しくなるだろうというレベルで様子を見ていました。連日バイトに来るようになり、しばらく何かあれば注意したり、やってはいけないことをしたらメンバーが怒るようにしていました。
次第に彼に頭を抱え始める
N君に怒っても「怒られている理由がわからない」と言われ、指導しても全く治る様子がないので、お昼になった時はメンバー全員が、彼にストレスを抱えるようになっていたため彼の悪口オンパレードでした。
彼のモンスター化はどんどん激しくなっていきます。
モンスター化は続く
彼は日を重ねることにだんだんとひどくなっていきます。
・勝手に他の人と話して作業を止める
・自分が楽になるように人に指図し始める(リーダーではない)
・肉体的な仕事には手を付けず、簡単な仕事しかしなくなった
・指示を聞いてなくて、周りに聞く
・トイレに行くと言いながらゲームしてさぼる(メンバー談)
何度も注意してもN君の行動は治りませんでした。次第にメンバーも注意しなくなり、完全に野放しになりました。
「数%の良くなる可能性を信じたい」のワナ
何度も何度も注意しても治らない。だが「もしかしたら良くなるかも」という勝手な希望をモチベに、周りの方たちが教育してたのですが全く治る気配がありませんでした。逆にもっとひどくなり手に負えなくなるモンスターになりました。
結果、私たちがN君に振り回されていたのです。
ギャンブルで損したときに、次でなんとか取り戻そうとしながら賭けて負ける状況の人間バージョンです。このなんとか教育したことで変わって欲しいという考え方が私たちを苦しめました。
N君の末路
周りから相手にされなくなり、最終的にバイト先から追い出される形になりました。
最後の方の彼はこのような噂もたっていました。
・相次ぐ物がなくなったことの犯人説
・ノイローゼで刃物で暴れまわる危険性
人って信用をなくすとこのようなイメージを抱くようなことになります。
「可哀そうかな?」と思った方へ、そんなことはありません。彼の対応でみんなが参っていたのですから、去って当然です。N君がいなくなったことで平和になりましたし、精神衛生上よくなりました。
諦めも肝心
人はそう簡単に変わりません。ですが他人が変わってくれないことでストレスに感じるのはとてももったいないと思います。今回の件で学びました。
「他人を変える<自分が変わる」方が早いと思います。決して他人に対して「もしかしたら変わってくれるのでは?」という期待を抱くようなことはやめましょう。変わってくれなくて勝手に病みます。
というわけで今回は以上です。
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